当院は、すべての患者さんお一人お一人の尊厳に基づき、安心・安全が確保されるように基本的な仕組みをつくり病院を運営しています。そのため当院は、身体的・精神的に影響を招く恐れのある身体拘束は、緊急やむを得ない場合を除き原則実施しません。以下の方針に基づき身体拘束最小化に取り組みます。
環境調整、観察強化、コミュニケーション、薬物療法の適正化など、 可能な限りの代 替手段を優先して実施します。身体拘束を行う前に、必ず多職種で代替策を検討します。
身体拘束を行うのは、次の3要件をすべて満たす場合に限ります。
• 切迫性:重大な危険が差し迫っている
• 非代替性:他の方法では危険を回避できない
• 一時性:必要最小限の時間に限る
当院は「身体拘束最小化チーム」を設置し、病棟巡回、事例検討、職員研修の企画・実施 を継続的に行います。チームは定期的に院内へ改善提案を行い、組織全体で取り組みを推進します。
全職員を対象に、年2回以上の研修を実施します。内容には、身体拘束の影響、法的・倫理的視点、代替手段、好事例の共有 を含め、実践につながる教育を行います。
当院の「身体拘束最小化方針」を患者・家族へ丁寧に説明し、 安心して治療・療養を 受けられる環境づくりに努めます。
当院の身体拘束最小化の取り組み内容および方針は、 院内掲示およびホームページで公開します。
身体拘束の実施状況を定期的に評価し、 拘束率の低減とゼロを目指した改善を継続します。
