当科では、気管支喘息やCOPD といった閉塞性肺疾患、呼吸器感染症、間質性肺疾患、肺がんなど呼吸器疾患全般にわたる専門的な診療を行っています。新しい診断・治療のための臨床試験などへも積極的に取り組んでいます。必要に応じて担当医師からご案内させていただく場合がございますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
当科では、特に気管支鏡を用いた診断に注力しています。肺がんが疑われる肺末梢の病変において、気管支鏡はその他の選択肢としてのCT ガイド下生検や外科手術による診断と比較し、身体への負担や合併症リスクが最も低い検査法です。もちろん病変の大きさや位置、目的によってはどうしてもほかの方法に頼らざるを得ない場合はありますが、当科では「患者さんの負担、リスクを最小限とすること」をモットーに、可能な限り気管支鏡で診断をつけることを目指しています。
精度向上の取り組み:EBUS-GS(ガイドシース併用気管支内超音波断層法)、仮想気管支鏡ナビゲーションシステム(SYNAPSE VINCENT)を導入し、診断精度の向上に努めています。
診断目的の局所麻酔下胸腔鏡も施行可能です。
内視鏡治療
長年にわたり、気管支鏡を用いた治療を専門的に行っています。
癌による気道狭窄に対して、マイクロ波凝固、高周波スネアなどを用いて治療を行っています。マイクロ波は従来のレーザー治療と異なり高濃度酸素下でも治療が可能で、全身麻酔も必要としないため比較的安全に、かつ身体への負担をより少なく治療を行うことができます。また、症例によっては気道ステントの挿入が選択されることもあり、呼吸困難の改善が期待できます。義歯の誤嚥などに対する異物摘出術も得意としています。
肺がん(特に肺腺癌)の治療は近年、飛躍的に進歩しています。がん細胞の遺伝子変異などの特性に応じて有効な薬剤が患者さんによって異なります。また、免疫チェックポイントの併用など、新しい治療法は次々と出てきます。最新の標準治療の中から患者さん一人ひとりに最適な治療方針を提案します。
院内に緩和ケア科、緩和ケア病棟を併設しており、早期段階からの連携が可能です。
超高齢社会において増加する細菌性肺炎に対し、多職種連携で取り組んでいます。理学療法士・言語聴覚士と連携し、発症早期からの離床、歩行、嚥下訓練などのリハビリテーションを実施します。
嚥下機能が低下した患者さんでも、可能な限り不必要な絶食を避け、安全に「口から食べる」ことを尊重した支援を行います。肺炎以外にも、結核や非結核性抗酸菌症、肺真菌症などの慢性的な気道感染症の診療を行っています。
2025年度の入院患者数は582人でした。内訳は肺炎などの呼吸器感染症が243人(41.8%)、肺がんが80人(13.7%)、喘息が47人(8%)、間質性肺炎が51人(8.8%)でした。
2025年度に行った気管支鏡は121件でした。

| 役職 | 呼吸器内科部長 兼 アレルギー内科部長 兼 アレルギー診療センター副センター長 |
|---|---|
| 卒業年度 | 平成14年卒 |
| 外来診察日 | 月曜日、水曜日 |
| 成人アレルギー外来 | 月曜日、水曜日 |
| 資格等 |
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| 役職 | 呼吸器内科医長 |
|---|---|
| 卒業年度 | 平成20年卒 |
| 外来診察日 | 火曜日、金曜日 |
| 資格等 |
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| 役職 | 医員 |
|---|---|
| 卒業年度 | 平成31年卒 |
| 外来診察日 | 月曜日、木曜日 |
| 資格等 |
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