当院について

院長挨拶

杉田裕樹
一般社団法人 熊本市医師会
熊本地域医療センター 院長
杉田 裕樹

 平素より大変お世話になっております。

 当センターは1981年に熊本市医師会立の病院として開設されました。開設当初の病床数は165床でしたが現在は227床となり診療科が増加しています。熊本県指定がん拠点病院として、癌診療の診断から治療までクオリティーの高い医療を行っております。2020年4月から内科、小児科、皮膚科が共同したアレルギー診療センターが立ち上がりました。熊本県小児救急医療拠点病院、熊本県アレルギー疾患医療連携病院、心筋梗塞等の心血管疾患急性期拠点病院、地域医療支援病院であるほか各種学会の認定施設を受け、中核病院として地域医療に貢献すべく努めております。また、開設以来40年間余りにわたり、熊本市から委託された熊本市医師会の事業であり、主に一次救急患者を診察する休日夜間急患センターを継続しており、また熊本市の救急輪番制に参画し、熊本市やその周囲の町から多くの二次救急患者も受け入れることで地域社会に貢献しております。

 当センターと紹介医は緊密な連携をとっており、開業医のバックアップ病院として紹介患者さんをいつでも受け入れる体制をとっていますのでお気軽にご相談・ご紹介ください。開放型で共同施設利用が可能であり、紹介医は当センターでの診察、手術や多種画像検査依頼が可能であることも特徴です。

 2019年12月に中国武漢で集団発生が報告されたCOVID-19は世界的パンデミックとなり社会や医療に大きな影響を与えました。約3年半の間に多くのCOVID-19感染者が発生し、当センターは多数の入院患者を受け入れました。2023年5月8日COVID-19は2類感染症から5類感染症に移行いたしましたが、当センターは今後も社会の要望に応え、通常診療と並行して、感染対策に努めつつCOVID-19患者の入院受け入れを継続するなど、地域社会に貢献して参りたいと思います。

 病院の重要な役割は地域社会に貢献することですが、当センターの職員一人一人がこれを自覚し、また地域の皆様に理解して頂くために、2023年4月病院の理念をこれまでの病院理念に「地域社会に貢献します。」を付け加えて、「かかってよかった。紹介してよかった。働いてよかった。そんな病院をめざし、地域社会に貢献します。」に変更いたしました。

 当センターは、なくてはならない急性期病院としてこれからも地域社会に貢献して参りたいと思います。今後とも熊本地域医療センターをどうぞよろしくお願い申し上げます。

熊本地域医療センター 院長 杉田 裕樹

院長のご紹介

杉田裕樹
杉田 裕樹 すぎた ひろき
診療科 外科
役職 院長
卒業年度 昭和63年卒
外来診察日 木曜日(セカンドオピニオン外来は月曜午後 予約制)
資格等
  • 消化器外科・肝胆膵外科
  • 内視鏡外科・一般外科
  • 日本外科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • Fellow of American College of Surgeons(FACS)
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