2025年、熊本市の高齢化率は33.3%に増加することが予測されており、将来に向けて高齢者に対応した設備機能、療養環境の整備が求められています。当院は、2015年4月より本館5階南病棟28床を、地域包括ケア病棟として稼働し、9年目を迎えました。院内では、患者さん、ご家族にわかりやすいように「回復支援病棟」と呼んでいます。以下の表1は、過去5年間の実績です。
ご高齢の方が多く、また短い在院日数ですが、療養先の意思決定支援に院内多職種ならびに地域のケア提供者とともに連携しております。入院された方には「かかってよかった」と安心して住み慣れた地域に戻ることができるよう、また、ご紹介いただいたかかりつけの先生方には「紹介してよかった」と思っていただけるように取り組んで参ります。