外来化学療法室は、2003年12月に外来診察室の一角へ開設しました。
2009年9月にはアメニティの改善を図り2階へ移設。リクライニングアームチェアー7床、ベッド1床で、月曜から金曜日まで稼動しています。
医師は主治医制をとり、看護師が2名常駐しています。外来看護師がローテーションで担当し、担当薬剤師とともに、がん化学療法薬の適切な薬剤管理、副作用のモニタリングと症状マネジメント、がん化学療法を受ける患者・家族への情報提供と教育指導などの直接ケアを行っています。外来化学療法中の患者はすべて看護記録を立ち上げ、外来看護師によりフォローを行っています。外来、病棟間で看護記録を共有し、相互の情報交換と継続した看護を提供し、患者さんの安心へとつなげています。また、院内で取り扱う全ての抗がん剤の調剤は、化学療法室に隣接しているミキシング室で専任薬剤師が行っています。
毎月、がん化学療法委員会を開催、適正かつ安全確実な化学療法を提供できるよう検討するだけでなく、化学療法の治療内容の妥当性を評価承認しています。