当院の手術室は3室あり、消化器系の手術を大半に年間約800症例の手術を行っております。平成25年からは腹腔鏡手術センターも設立し、手術の半数以上が腹腔鏡手術です。緊急手術率は約20%で、何時でも迅速に対応できる態勢を整えております。当院は開放型で手術室の共同利用も可能で、紹介医による手術も行われており、乳腺外科では日帰り手術、小児外科では1泊2日手術にも取り組んでおります。
腹腔鏡手術は開腹手術に比べて、低侵襲、出血が少ない、疼痛が少ない、回復が早い、入院日数が短い、社会復帰が早い、整容性が良いなどの利点があります。当センターでは4K高画質内視鏡システム、ICG蛍光が可能なビデオシステムを導入し、多くの臓器の手術を腹腔鏡下あるいは腹腔鏡補助下で行っております。