当院について

熊本地域医療センターだより

シリーズ企画「友達の輪~Relayトーク」第30弾

吉田 純子
はくざんクリニック
吉田 純子 先生

 はくざんクリニック 吉田 純子と申します。
 とくずみ皮ふ科クリニックの徳澄 亜紀先生からご指名いただき、ご寄稿させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。徳澄先生とは、大学の同級生で、明るく元気な彼女にいつも元気をもらっていました。
 はくざんクリニックは、祖父が昭和40年くらいに白山1丁目に松本医院として開業していたところを、平成8年に父が白山胃腸科循環器科クリニックとして白山通りに移転し、平成31年4月にはくざんクリニックとして継承させていただきました。若輩者の私が開業なんて本当にできるのかと当時は途方に暮れましたが、私にできることを私なりにがんばろうと、現在は主人が鍼灸師、トレーナーなので院内で鍼灸やトレーニングなどを取り入れ、患者様の健康寿命をのばせるようお手伝いしたいという思いでクリニックを続けております。私は、幼い頃から松本医院にいることが多かったので、いずれ祖父のような医師になりたいなと思っていたのかもしれません。
 以前より、地域医療センターは夜間、休日も診療を行なっていると耳にしており、地域に住んでいるものとして、とても心強い施設だなと思っておりました。継承前にクリニックで診療の手伝いをしている時に、出動協力医の存在を知り微力ながらお手伝いに行かせてもらっておりました。しかし、出産を契機に出動協力医から遠ざかってしまい、2024年のゴールデンウィークよりまた、少しずつお手伝いに伺わせていただいております。初めの頃は、出動協力医の時に各科のお薬や検査のセットから他科の先生方の治療の仕方や検査の傾向等を学ばせていただいておりました。また、入院が必要な際には、当直の先生方に大変お世話になり、ありがとうございます。
 また、当院は立地からも地域医療センターでの精査を希望される方が多く、各科の先生方にはご迷惑ばかりおかけし、申し訳ございません。クリニックでは、一人で診察しておりますので、ご教示いただき大変心強いです。今後ともよろしくお願いいたします。
 私は消化器内科医でしたので、内視鏡検査がしたくて、クリニックで診療を行うようになった時、当院では内視鏡検査がほとんどないので、ヘルスケアセンターにて検査をさせていただいておりました。その時も、先生方の検査の方法、内視鏡所見等をみさせていただき、コメディカルの方々からも、補助の仕方、患者様対応等たくさんのことを学ばせていただき本当にありがとうございました。
 次回の友達の輪の原稿は、くまもと森都心クリニック 石井 雅子先生にお願いしました。ご快諾いただきありがとうございます。石井先生、よろしくお願いいたします。

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