当院について

院長挨拶

杉田裕樹
一般社団法人 熊本市医師会
熊本地域医療センター 院長
杉田 裕樹

 平素より大変お世話になっております。
 当センターは1981年に熊本市医師会立の病院として開設されました。現在の全病床数は227床で主に急性期医療を行っております。地域医療支援病院、熊本県指定癌拠点病院、熊本県小児救急医療拠点病院、心筋梗塞等の心血管疾患急性期拠点病院であるほか各種学会の施設認定を受け、中核病院として地域医療に貢献すべく努めております。

 癌診療については、主に消化器癌および呼吸器癌を中心に診断から治療まで最新の医療を行っております。2020年4月に設立したアレルギー診療センターは、熊本県アレルギー疾患医療連携病院の指定を受け、内科、小児科、皮膚科が共同した小児から成人までアレルギー疾患の診療を積極的に行っています。開設以来、熊本市から委託された一次救急である休日夜間急患センターを継続しており、熊本市の救急輪番制にも参画し、熊本市やその周囲の町から多くの二次救急患者も受け入れております。休日夜間急患センターの患者数はコロナ禍で一旦減少しましたが、徐々に増加してきており、昨年は年間約2万人受診され、コロナ窩前の約2/3まで戻っています。また救急車受け入れ件数においては、年々増加傾向にあり、昨年は約3000件でした。

 当センターと紹介医は緊密に連携し、開業医のバックアップ病院として紹介患者さんをいつでも受け入れる体制をとっていますのでお気軽にご相談・ご紹介ください。また、開放型病院としまして、紹介医は施設の利用が可能で、当センターでの診察、手術や多種画像検査を行う事ができることも特徴です。

 いわゆるコロナ窩に当センターは多くのCOVID-19感染者の入院受け入れを行って参りました。2023年5月8日COVID-19は2類感染症から5類感染症に移行し、コロナ禍は終わりを迎えましたが、現在も一定数のCOVID-19感染者はおられますので、その診療を継続しております。急性期病棟の他、地域包括ケア病棟28床、緩和ケア病棟14床も有しており、すでに始まっている患者様の高齢化や癌の終末期医療に対応しております。

 「かかってよかった。紹介してよかった。働いてよかった。そんな病院をめざし、地域社会に貢献します。」という病院理念の下、当センターは、これからも地域社会の要望に応え、地域になくてはならない急性期病院と思って頂けるよう努力して参りたいと思います。

 今後とも熊本地域医療センターをどうぞよろしくお願い申し上げます。

熊本地域医療センター 院長 杉田 裕樹

院長のご紹介

杉田裕樹
杉田 裕樹 すぎた ひろき
診療科 外科
役職 院長
卒業年度 昭和63年卒
外来診察日 木曜日(セカンドオピニオン外来は月曜午後 予約制)
資格等
  • 消化器外科・肝胆膵外科
  • 内視鏡外科・一般外科
  • 日本外科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • Fellow of American College of Surgeons(FACS)
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